31日午前10時に開通 新大動脈誕生 共栄通
十勝総合振興局帯広建設管理部が帯広市内で整備を進めていた道道共栄通の白樺通(西12南8)-柏林台通(新町西5)の約460メートルがほぼ完成、31日午前10時に一般の通行を開始する。これにより共栄通は全区間で開通する。
共栄通は帯広農業高校付近から春駒通(西12南17)、柏林台通などの交点を経由し国道38号(西12北1)に抜ける地域内幹線。
春駒通-柏林台通の約1・6キロは、2016年に整備に着手。全体事業費は約22億円。1月末から帯広競馬場の東側を通過する白樺通-柏林台通の整備を進めてきた。
共栄通は38号以北の他の道道と直結。道東自動車道音更帯広インターチェンジから、すずらん大橋を通って、帯広厚生病院周辺につながる南北の大動脈となる。帯広厚生病院への搬送時間の短縮、周辺道路の混雑解消に期待が寄せられている。
24日現在、白樺通-柏林台通間の各入り口にはコーン標識が置かれ、開通に向けて最終の点検作業が進められている。(本田龍之介)