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師走スケッチ「帯広はちす園 スモークターキーづくりがピーク」

薫煙室から取り出された今年最初のスモークターキー。薫製特有の豊かな香りを漂わせていた(帯広はちす園)

 クリスマスの食卓を彩る七面鳥の薫製づくりが、帯広市大正町の障害者支援施設「帯広はちす園」(菅原貢施設長)でピークを迎えている。16日午後5時ごろ、今年最初のスモークターキーが薫煙室から取り出され、薫製特有の豊かな香りを漂わせた。20日から発送が始まり、22日ごろには全国の家庭に届けられる。

 同園は利用者が七面鳥を飼育し、クリスマスの時期にスモークターキーにして販売している。30年以上続けており、購入者の8~9割はリピーターという。

 薫製は特製のたれに1週間漬け込んだ後、4時間ほどスモークして出来上がる。取り出された七面鳥を見た同園職員の山崎宏一さん(35)らは「今年もおいしくできたと思う。数に限りがあるので、皆さんにとはいかないが、味わって食べてほしい」と笑った。

 今年の販売分は300羽。管内や本州から予約が入り、大半は売約済み。価格は6000円から。残りわずかだが、注文は受け付けている。

 問い合わせは同園(0155・64・5044)へ。(奥野秀康)

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