汁粉にシチュー、空揚げも 26日に十勝パンの試食会
十勝産小麦を使ったパンの普及イベント「十勝パンを食べる会」が26日午後7時から、帯広市内のホテルヌプカで開かれる。今回はクリスマス・正月料理とパンの組み合わせを提案する。8日には鹿追町内で、イベントで提案するメニューの試作・試食会が開かれた。
管内パン職人らでつくる「十勝パンを創る会」(中島将好会長)が昨年、十勝産小麦100%の「オドゥブレ十勝」を開発。応援団の「食べる会」(坂口琴美サポーター代表)が、試食会を開くなどしている。
十勝パンを食べる会は「食べる会」が主催し、26日で6回目。開発段階から指導を受ける志賀勝栄シェフ(東京)を招く。
8日の試作・試食会は、鹿追町内のトマルカフェ鹿追で開催。同店の出口さと美さん、中島会長、坂口さんが参加し、十勝パンを具材にした汁粉、シチュー、パンの空揚げ、パストラミビーフサンドを試作した。
出席者は「パンがしっかりしているので、汁物に入れても利用ができる」などと手応えを感じていた。
創る会と食べる会は「十勝パンと十勝の食材を合わせて新しいメニューを提案していきたい。パンの可能性や価値の向上を目指しているので、足を運んでほしい」と呼び掛けている。
イベントは定員20人。会費3500円(ワンドリンク付き)。オドゥブレ十勝を使った料理、チーズの試食、志賀シェフらのシュトーレンが当たる抽選会などがある。申し込み、問い合わせは食べる会事務局(担当・都鳥さん、090・8429・8183)へ。(大井基寛通信員)