愛媛名産みかんや鯛など藤丸で販売開始、復興アピール
愛媛県の特産品を集めた特別販売会が1日から、藤丸地下1階催事場で始まった。こだわり栽培のミカンのほか、ミカンの加工品、菓子、今治タオルなどが販売されている。7日まで。
藤丸では売り上げアップを目指し、館以外での販売を強化している。その一環で、同県との相互販売を進めており、まずはえひめ産業振興財団などが主催する販売会を開催した。
会場には、県内の20事業所の約80アイテムを販売。中でも、木にストレスをかけることで甘みが増す「頂」ブランドのミカン(1袋800グラム540円)などを販売。栽培する菊池真太さん(35)=三代目みかん職人社長=も売り場に立ち、説明しながら販売し、人気だった。他に、伊予柑ようかん(324円)なども売れているという。
同財団から運営を委託され、四国中心に活動する地域商社「リバースプロジェクトトレーディング」(東京)の河合崇社長は「愛媛は西日本豪雨の被害、北海道も胆振東部地震の地震など自然災害を受けた。互いの特産を売り合うことで地域経済が活性化につながれば」と話している。
12月には藤丸などを通じ、十勝の物産品が松山市内で販売される予定。
(佐藤いづみ)