餅まきに熱狂 うらほろふるさとのみのり祭り
【浦幌】秋分の日の23日、秋の味覚を楽しむイベント「第43回うらほろふるさとのみのり祭り」(町観光協会主催)が午前10時から町内のうらほろ森林公園で開かれ、家族連れら約3万1000人(主催者発表)でにぎわった。
メインイベントの“日本最大級”の餅まきと銘打った「みのりまき」では、高さ約4メートルのやぐらの上から、同協会の木下政憲会長や水沢一広町長ら16人が秋サケやジャガイモなどの当たり券が入った約3万個の餅をまき、大勢の来場者を楽しませた。
帯広市から家族で訪れた会社員の住田秀明さん(43)は「すごく混んでいて大変な状態だったけど、妻が当たり券の入った餅を拾い秋サケを手に入れた」と話していた。
会場には農産物や水産物、飲食などの出店が軒を連ね、野菜類や秋サケの即売の他、焼きトウモロコシ、おやきの実演販売などに列ができた。町内出身の高校生「浦幌部」が作ったクレープも人気だった。
午後0時45分からのラジオ公開録音では「歌謡ステージ」に歌手の山川豊さんらが出演し会場を盛り上げた。(内形勝也)