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停電続けばスーパー店頭販売継続、コンビニ緊急食品配備も

 7日の営業体制について、十勝管内の大型店やスーパーなどでは「停電が続けば、6日同様、店内にある商品中心に店舗前で販売する」といった声が聞かれた。また、24時間営業の大手コンビニエンスストアは6日に商品が売り切れたため閉めた店もあったものの、大手の一部ではカップ麺などを道内全店で入荷するといった情報も出ている。

 コープさっぽろの十勝の3店は、7日も停電が続いた場合、店内にある菓子類や清涼飲料など商品を、店頭に販売することを決めた。十勝日高本部は「遅くとも午前9時までに開始させるが、ニーズがあれば早めたい。冷蔵・冷凍が機能せず、肉や魚、冷菓などを中心に店内の半数が廃棄となった。エンジンが動力の冷蔵機能を持つ移動販売車を出動させて対応したい」と話していた。

 マックスバリュ北海道も「十勝は停電復旧の見通しが立っておらず、このままでは6日同様、通常開店はできない」(経営企画部)とする。6日、管内の9店舗を含め、札幌市内の1店舗を除いた全店で店頭販売を実施。7日も開店できない場合は店頭販売を行う予定だが、在庫が品薄になっている店舗もあるといい、「追加の商品供給の手配をしているが、物流面の課題もあり見通しは立たない。商品に限りがあり、苦心している」(同)とする。

 長崎屋本部(東京)によると、長崎屋帯広店とドン・キホーテ西帯広店の7日の営業は未定という。「刻々と状況が変化しており、各店舗の判断でできる限りお客様のお役に立てるよう対応していく」(広報)とする。

 イオン帯広店も同様の理由で未定とするが、「停電が続いた場合は店内の照明がつかず危険なので、6日同様、店頭で飲み物やレトルト食品、菓子パンなどを販売する。時間は午前8時から正午ごろまでを予定しているが、在庫がなくなり次第終了になる。今後の商品入荷の見通しは立っていない」と話していた。

 セブン-イレブン・ジャパン帯広地区によると、管内の店舗の多くでは弁当やパンなど、すぐに食べられるものは朝のうちに売り切れた。「停電のため早くに閉店した店舗もあり、張り紙などをして店を閉めた。夜の営業はオーナーの判断に任せている」とし、6日午後6時の時点では「7日以降は商品がいつ送られてくるか分からない」とも話している。

 ローソン(東京)のホームページによると、6日午後、道内の3割程度の店舗に弁当やおにぎりを配送したほか、6日晩に道内全店には飲料とカップ麺を納品するという。

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