十勝の味覚に舌鼓 同友会の収穫感謝祭
【音更】北海道中小企業家同友会とかち支部の第29回収穫感謝祭が26日午前10時から、町内のアグリアリーナで開かれた。家族連れらが焼き肉や野菜、乳製品といった十勝の味覚に舌鼓を打ち、本格的な収穫の季節の訪れを喜んだ。
消費者に農業への理解を深めてもらおうと、同支部農業経営部会(前田茂雄会長)が開いている。会員農場や企業が生産する新鮮野菜や加工品を販売。フライドポテトと牛乳、牛肉の食べ比べ、アグリファッションショーなどが催された。
恒例の新ジャガイモや新タマネギの詰め放題コーナーでは、新鮮な野菜を袋いっぱいに入れる来場者でにぎわった。本別町の会社員北村健太郎さん(46)は家族3人で訪れ「この量をこの値段で持ち帰れてありがたい」と話し、長女の香帆ちゃん(5)は「フライドポテトにして食べたい」と笑顔を見せた。前田会長は「地元の人たちに今年も収穫できたという報告ができた」と話していた。(安田義教)