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早出しジャガイモ収穫進む 十勝産ポテチ原料に

畑から掘り出され、手作業で選別されるジャガイモ(2日午前9時40分ごろ、士幌町中士幌の小林農場で。新井拓海撮影)

 【士幌】ポテトチップスの原料となるジャガイモの早出し品種「ワセシロ」の収穫が進んでいる。町中士幌の農家小林義信さん(82)は2日、朝から収穫機械を動かし、掘り起こしたジャガイモを次々と選別。コンテナに詰めていった。6月の日照不足などで生育が心配されたが、収量は平年以上という。今年も“十勝産ポテチ”が全国各地に出回ることになりそうだ。

 小林さんは今年、約34ヘクタールある農地のうち1・2ヘクタールでワセシロを植え付けた。2日は息子の利将さん(47)らと収穫機に乗り、規格に合わないジャガイモを手作業でえり分けた。規格外品はでんぷん原料となる。

 十勝管内は最高気温が30度を超える日が続いており、厳しい暑さの中での収穫となった。小林さんらは帽子を深くかぶって日光を避け、小まめに水分補給しながら午後も作業を続けた。(伊藤正倫)

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  • 畑から掘り出され、手作業で選別されるジャガイモ(2日午前9時40分ごろ、士幌町中士幌の小林農場で。新井拓海撮影)

    畑から掘り出され、手作業で選別されるジャガイモ(2日午前9時40分ごろ、士幌町中士幌の小林農場で。新井拓海撮影)

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