キハ40「森の恵み」公開
JR北海道の特別列車「道東 森の恵み」が4月30日午後、帯広駅で一般公開された。多くの鉄道ファンや家族連れが訪れ、道東の風物がペイントされた車体にレンズを向けた。
同社が沿線の活性化を目的に運行する「北海道の恵み」シリーズ車両の一つ。普通列車で使用されるキハ40気動車に、道東、道北、道南、道央それぞれの特色をイメージした外装を施した。車内は木目材料を使用、ヘッドマークシールには「北海道150年ロゴ」が付けられる。
「道東 森の恵み」は十勝の実りや釧路湿原の動植物がデザインされている。いとこらと訪れた幕別札内南小2年の佐藤拓斗君(8)は「きれいだった。列車は走っているところが好き」と話し、実際に運行する姿を楽しみにしていた。
5月以降、根室線の新得-釧路間などを走る予定。
(丹羽恭太)