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帯広初霜 10日早く ぬかびら源泉郷は全国最低の氷点下

道路脇の草には霜が付き、畑は朝霧が立ち込めた(29日午前5時20分ごろ、幕別町糠内)

 29日の十勝地方は、上空に平年より冷たい空気が入り込み、昨晩から晴れが続き地表から熱を奪う放射冷却現象も発生、この秋一番の冷え込みとなった。上士幌町ぬかびら源泉郷は氷点下1・2度で全国一の日最低気温を記録。帯広では平年より10日早い初霜を観測した。

 日最低気温は幕別町糠内と音更町駒場で同0・2度と、管内3地点で零度を下回った。帯広は2・6度。

 9月で初めて氷点下となった糠内の市街地付近は、朝霧が発生してひんやりとした空気が漂い、道路脇の草花にはびっしりと霜が付いていた。

 帯広測候所によると、29日から30日にかけての十勝地方は気圧の谷の影響もあり、29日は曇りのち晴れ、ところによって夕方まで雨が降る見通し。30日は晴れ時々曇りで、帯広の最低気温は6度、最高気温は19度の予想。(折原徹也)


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