あすからセンター試験 帯畜大で受験者下見
2017年度の大学入試センター試験が14、15の両日、全国691会場で行われる。十勝で唯一の会場となる帯広畜産大学では、前年度より53人多い796人が受験する。会場準備が進む中、13日午前には万全の態勢で臨もうと下見に訪れる受験者が相次いだ。
大学入試センターによると、全国の志願者は前年度比2・2%(1万2198人)増の57万5966人。
同大では13日午前10時から下見が行われ、受験者は試験会場や指定された控室の位置などを確かめていた。理系の国公立大を志望する帯広三条高3年の中川一真さん(17)は「会場の様子が確認できたので、試験は自分を信じて落ち着いて臨みたい」と意気込んでいた。
試験日は受験者の送迎で大学周辺の道路渋滞が予想されることから、同大は大学構内の交通規制を行う=地図参照。例年、夕方は大学正門前から弥生新道へ向かう道路が渋滞することから、稲田通に通じる迂回(うかい)路の利用などを促している。同大は「時間に余裕を持って試験会場に来てほしい」と呼び掛けている。
試験日の開場は両日とも午前8時半だが、控室はその前から開放する。
帯広測候所によると、14日の帯広の天気は晴れ時々曇り、15日は雪が降りやすい状況になると予想している。(池谷智仁、藤島諒司)