まちチョコ包装 応募132点 陸別
【陸別】町振興公社(金子信行社長)が販売するチョコレート「まちチョコ」で、パッケージに使う写真の選考が10日、陸別中学校(式見祝賀校長、生徒51人)で始まった。14日までに陸別小と陸別保育所でも実施し、集計結果を基に24作品を選考、12月5日発売予定の商品に使用する。
「まちチョコ」は今年で4年目。パッケージ写真は陸別を表す被写体が対象で、マチの観光資源のPRにつながる。また、世界の貧困削減につながる「フェアトレード」(自由貿易)のチョコレートも使用する珍しい取り組み。町地域おこし協力隊員の秋庭智也さんが企画した。
今年の応募は昨年より12点多い132点。陸別町民が約7割、帯広や札幌、東京、神奈川などから出品された。
作品は「鉄道」「しばれフェスティバル」「オフロードレース」「星空」「冬景色」「紅葉」「馬」「クマ」「フクジュソウ」など多彩な作品が並ぶ。
陸別中では、職員室の前の廊下に作品と投票箱を設置。2年の大島陸翔(りくと)さん(14)は「写真の角度なども考えて、陸別らしいのを選びました」と話していた。
まちチョコは新たにビターザクロとココナツミルクを加えた12種類の味で、それぞれ2種類のパッケージ。1個350円(50グラム)。道の駅オーロラタウン93りくべつ内の町観光物産館などで販売する。(木村仁根、津田久美通信員)
Xマスバージョン1000個限定で
陸別町のキャラクター「しばれ君・つららちゃん」を包装紙にあしらった「まちチョコ」が10日、クリスマスバージョンとして1000個限定で発売された=写真。
チョコはカラメルクリスプやホワイトクリスピーなど4種類で、1個50グラムで350円、各250個を販売する。クリスマスのプレゼントには4個セット、1480円(箱代80円含む)も人気。乳化剤を使わず練りだけで極上の口どけが楽しめるチョコレートだ。