町の魅力京都でPR 上士幌高2年生
【上士幌】上士幌高校(山﨑恒平校長、生徒185人)の2年生66人が、10月31日、見学旅行で訪れた京都市内で上士幌の魅力をPRした。
同校では毎年、見学旅行で訪れた関西地方で、地元の人に上士幌を知ってもらう取り組みを続けている。今年はJA上士幌町から現地での配布用として小豆、十勝製菓からキャンディー、町からパンフレット「かみしほろ旅図鑑」の提供を受けた。
生徒は10月29日から5日間、京都、奈良、大阪、広島を訪れ、まちの歴史や平和について学んだ。PR活動は31日に京都市内の新京極商店街「ろっくんプラザ」で、生徒が5人ずつのグループに分かれて実施。昨年は京都駅前で行ったが、多くの人にPRしようと、今年は観光客でにぎわう同商店街で行った。
生徒は町のイメージキャラクター「ほろんちゃん」の着ぐるみを連れて、キャンディーと旅図鑑、小豆110グラムのセットを通行人に約1000セット配布した。
ナイタイ高原牧場やバルーンフェスティバル、糠平湖のワカサギ釣りなど町の魅力を伝える手作りのポスターも掲げ、観光や産業などについて説明した。青砥白奈さん(16)は「上士幌を分かってもらえるよう丁寧に説明することができて満足した」、佐藤詩織さん(16)は「京都には外国人もたくさんいたので上士幌を世界にPRできて良かった」と話していた。
また、小豆やキャンディーのセットは各地の宿泊先にも配布し、PRした。(川野遼介)