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帯畜大生が収穫支援 台風被害の音更のイモ畑

ぬかるんだ畑に入り、手作業でジャガイモを収穫する帯畜大の学生と教職員

 【音更】台風被害に悩む農家を支援しようと、帯広畜産大学の学生や教職員17人が26日、音更町内の畑で手作業でジャガイモを収穫した。畑がぬかるみ機械が使えないため、ボランティアで協力した。

 8月中旬からの相次ぐ台風の影響で、畑には現在も一部水たまりができている。イモ畑は機械が入れない場所が多く、収穫は例年より10日ほど遅れている。水に浸かり腐ったイモもあり、早期の収穫が必要となっている。

 十勝管内で畑ガイドを行う「いただきますカンパニー」を通じてこの状況を知った同大は、学生や奥田潔学長らが参加して作業に当たった。ぬかるんだ畑に入り、ひとつひとつ手作業でイモを掘り出した。

 大学院2年の高橋悠さん(26)は「農業現場が気になり、何かできなかと思い参加した。広い北海道の畑で、機械が使えないのは大変だと実感した」、奥田学長は「思ったよりひどい状況だった。今後も大学として、できることに取り組みたい」と話した。(池谷智仁)

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