サンダーバード熱再燃、吉田さん まちマイ士幌編
カメラ・文房具などを扱う「吉田商店」社長、サッカープレーヤー、ミニバレーのコーチ、ジオラマ好き…。さまざまな顔を持つ町士幌仲通の吉田均さん(58)は、人気番組「サンダーバード」のプラモデルコレクターでもある。仕事のネットワークや足で探し当てながら「宝物」を増やし続けている。
「小学時代から好きだったが、23年前、小学生の息子と行った夕張石炭の村(当時)で開催されたサンダーバードイベントで見て集めだした」と吉田さん。
最近番組の再放送も始まり、新パッケージ品も売られるようになったが、吉田さんが特に好むのは旧パッケージ品だ。ネットの他、付き合いのある問屋からの情報で希望の品を手に入れることもある。
現在60点ほどあり、中でもお気に入りは札幌のおもちゃ店で購入した「サンダーバード秘密基地」。「人気イラストレーター小松崎茂氏のパッケージ画のもので、現在は2、3倍のプレミアムがつく中、定価より安く買えた」と目を細める。
ただ、すべて箱に入ったままだ。「仕事や他の趣味で忙しいのもあるが、パッケージが好き」と独自の視点で魅力を語る。
(鴻上むつみ)
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