オビヒロホコテン開幕 9月まで暑い夏彩る
今年で11年目となる帯広まちなか歩行者天国(オビヒロホコテン、実行委主催)は19日、帯広市内の平原通(西2条通)や広小路を舞台に開幕した。午前11時からのオープニングセレモニーでは、出場団体メンバーらのパレードがあり、新たな節目の第一歩を祝った。
今年のテーマは「HOKO10+1」。9月11日までの毎週日曜日(8月14日を除く)、各種団体のさまざまな催しを企画している。
初日の帯広は曇り空で、午前11時の気温は15・1度と肌寒さを感じる天気。それでも、ミルキー号が引くばんば馬車を先頭にした約200人のパレードが平原通で始まると、会場は熱気に包まれた。
開幕セレモニーで細川吉博実行委員長は「中心市街地の風物詩として定着してきた。帯広の短く暑い夏を盛り上げていきたい」とあいさつ。細川委員長、藤本長章帯広商工会議所副会頭、米沢則寿市長、梶田敏博十勝総合振興局長、小森唯永市議会議長がテープカットし、開幕を宣言した。
家族で来場した宮原柚香さん(10)=音更緑陽台小4年=は「毎年いろんなイベントが楽しみ。来週も来たい」と笑顔だった。
帯広若鳶会の華麗なはしご乗りや、路上でのダンスなども披露され、会場を沸かせた。午後もフラダンスやアカペラグループのステージイベントが繰り広げられた。
(長田純一)