トキシラズ初水揚げ 広尾で大漁2000匹
【広尾】広尾漁協の春定置網漁で23日、トキシラズが初水揚げされた。2000匹以上の大漁で、漁港は活気にあふれた。
トキシラズは秋に産卵を控えたシロザケ。成熟が進んでいないため、脂の乗りが良いとされる。今年は昨年とほぼ同時期の21日に、町タニイソ付近沿岸の1カ統に網を設置した。
この日は約2300匹を漁獲。漁業者や漁協職員は水揚げや数量の確認に追われていた。漁業者の1人は「一度の水揚げとしては近年にないくらいの量。今後も続いてくれれば」と話していた。(伊藤亮太)