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十勝あんぱん、今年も好評 ホノルルマラソンでJTB配布

十勝産小豆を使ったあんぱんをおいしそうに食べる三池未希さん、犬飼よしえさんと、製造を担当したミホ・チョイBURG社長(左から)

 【米・ハワイ=林光繁】13日午前5時から開かれた第43回ホノルルマラソン(4万人参加)で、十勝産小豆を使ったあんぱんが昨年に続き、ゴールしたランナーに無料で配られた。

 配布したのは、約10年前からツアー参加者の昼食用にパンをサービスしてきたJTB。4年前に着任した北海道勤務経験のある鈴木紀彦氏(46)が、HAPA(ハワイ・アジア・パシフィツク・アソシエーション)帯広の梶原一生丸勝専務らヤング・リーダーが昨年9月の「ハワイ・フード&ワイン・フェスティバル」(ホノルル)に十勝産小豆を提供、好評を博したことを知り、昨年のマラソンで十勝産を使った。

 小豆の値段は中国産の約10倍。昨年はHAPA帯広が3千ドルの支援をして実現した。「今回は困難と思っていたが、1カ月前、JTB職員20人に中国産と十勝産小豆入りあんぱんを“覆面審査”させたところ、全員が十勝産に“軍配”を上げた。経費が掛かっても、やめるわけにはいかなかった」(鈴木氏)とする。

 生産したのは、昨年に続き、アラモアナ・ショッピング・センターに店を持つ札幌円山のベーカリー「BURG」ホノルル店(ミホ・チョイ社長)。芽室産小豆の粒あん200キロを船便で輸入。おいしい作りたてのパンを食べてもらうため、12日午前3時から25時間かけて4000個を一気に焼き上げた。

 配布を受けた名古屋出身の三池未希さん(28)は「普段、甘いものは食べないが、このあんはあっさりした味。とてもおいしい」と感動。製造したミホBURG社長も「十勝産小豆は最高。四角い形のキューブ・アンパンとして今年7月から売り出し、好評」と喜んでいた。

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