この看板、誰の顔? スーパーアグリ まちマイ豊頃編
スーパー・アグリ茂岩店(町茂岩本町37)の正面入り口を見上げると、目に入る人の顔の形をした看板=写真。周囲には特に説明書きもなく、初めて来店した客などは「これは一体何(だれ)!?」と思いそうだが、モデルは同店を経営する豊頃協同商事の高橋敏典社長(62)。
かつてAコープのスーパーだった店を引き継いで1997年にオープンさせる際、看板屋を営んでいる友人と手作りした。高橋社長は魚を華麗にさばきながら「『あったら絶対に面白い』とその友人に言われてね。自信作だよ」と笑顔を見せる。
看板は、社長が35歳の写真がモデル。「看板は歳をとらないからいいね」と豪快に笑う。「店名の由来とは違うが、オープン直後にちょうどNHK朝テレビ小説『あぐり』がやっていたので、店もマチに溶け込みやすかった」と高橋社長。開店から18年、店だけでなく、看板もすっかり町に溶け込んでいる。
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