海上に大輪、6000発 十勝港花火大会
【広尾】「第60回十勝港まつり」のフィナーレを飾る「第27回十勝港海上花火大会」(十勝毎日新聞社主催)が1日夜、十勝港第4埠頭(ふとう)で開かれた。音楽、レーザーと組み合わせた「花火ショー」が来場した1万8000人を魅了した。
午後7時半に、直前まで会場で野外ライブを行っていたヒップホップグループ「N.C.B.B(NORTH COAST BAD BOYZ)」のカウントダウンで打ち上げを開始。合計6000発が夜空を染めた。
管内唯一の水中花火では、直径が200メートルにも及ぶ6号玉が披露され、扇形の花火が海上で次々と開いた。また、今回は来場者にケミカルライトが配られ、会場全体で光の演出も楽しんだ。
毎年道内各地の花火大会を見に行くという富良野市の安藤翔太さん(25)、亜弥さん(26)夫妻は「(コンピューター制御で音楽と打ち上げを組み合わせる)デジタルリンク花火は他ではなかなか見られない。きれいだった」と話していた。(伊藤亮太)