暑さの中で農作業 糠内33度超え
十勝地方は11日、高気圧と暖気に覆われた影響で気温が上昇し、帯広市内は正午時11時50分ごろに32・6度に達し、2日連続の真夏日となった。正午までに幕別町糠内で33・1など各地で夏本番の暑さとなった。
音更町上然別の畑では、帯広商工会議所青年部と農業青年団体の上然別青年部の企画に参加した子供たちが、農作業を体験した。
農作物の作付けから収穫、販売まで体験してもらう食育活動で、この日は帯広市内の小学生ら約20人が、トウモロコシやキャベツ、大根、枝豆などを育てる畑に生えた雑草を抜き、水をまいた。
強い日差しの下、黙々と作業した帯広栄小3年の山本優心君(9)は「(草を抜いた弾みで)尻もちを付いてしまったけど、草取りは面白い」と話し、額の汗をぬぐっていた。
管内は12日も晴天が続き、気温も高めの見通し。帯広市内の予想最高気温は34度。10日は足寄、芽室で31・9度など観測19地点中10地点で真夏日だった。
(安田義教、関根弘貴)
◆熱中症予防対策について
・熱中症予防対策に関する情報全般-環境省公式ホームページ
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