商業活性化施設「ぷらっと」オープン 陸別町商工会
【陸別】町商工会(石橋強会長)が建設していた商業活性化施設「コミュニティプラザ☆ぷらっと」(町大通)が完成し、4日正午オープンした。町内の購買力向上や、幅広い年齢層が交流する拠点として期待されている。
同施設は鉄骨造り一部2階建て、延べ約634平方メートル。建設総事業費は約2億5000万円。経産省の補助事業で、自己資金は町が全面的に支援した。
町民から要望の高かった薬局や整骨院(1階)に加え、居酒屋・すし店(2階)が入居。1階コミュニティースペースでは「まちカフェ森斗(morito=もりと)」の他、開発途上国の産品を生産者から適正価格で購入し、先進国市場で販売するフェアトレード(公平貿易)の雑貨や食品を販売する。キッズコーナーや委託販売用のレンタルボックスも設けた。
この日は午前10時半から施設前の駐車場で、商工会や役場関係者、施工・設計業者ら関係者約60人が集まり、オープンセレモニーが行われた。
石橋会長が「町民ニーズに即した参加型施設を目指す」とあいさつ、施設の命名者である町内の主婦本間さよりさん(42)に感謝状と記念品を贈った。来賓の野尻秀隆町長は「集いと憩いの場として待ち望んでいた。町民に愛される施設になるよう念願する」と期待を込めた。
この後、石橋会長、野尻町長、金澤紘一前町長ら関係者9人でテープカットを行い、開業を祝った。正午から一般開放され、町民が早速、入居店での買い物や飲食を楽しんだ。(鈴木裕之)
◆コミュニティプラザ☆ぷらっとについて
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