新たな魅力発信期待 ル・ヴェール十勝、中札内
【中札内】とかち製菓(駒野裕之代表)の工場直売店ル・ヴェール十勝(村中札内西2線241)が、リニューアルオープンした。喫茶スペースを設けたほか、週末のみだった営業も毎日(水曜日定休)となり、道の駅なかさつないの売店で扱う人気商品も販売する。同店にはチーズやアイスクリームを製造する十勝野フロマージュと共用の広い駐車スペースもあり、新たな魅力発信による来場者増も期待されている。
道の駅なかさつないカントリープラザ内の売店「カントリーショップてんとうむし」などを経営する小林利光社長が運営。てんとうむしは2013年にオープンした際、とかち製菓と連携した目玉商品の枝豆大福を開発するなど交流があり、週末のみの限定営業だったル・ヴェール十勝を小林社長が借り受けて、週末以外も営業する。
7年連続管内入り込みトップを記録した観光施設の道の駅なかさつないに対し、ル・ヴェール十勝は「のんびりくつろげる『静』を表現したい」と小林社長。18日にリニューアルオープンし、みたらし団子や大福各種など、とかち製菓の工場直送商品を30%オフで提供し、購入した商品がその場で食べられる喫茶スペースも設けた。コーヒー(400円)などソフトドリンクもメニュー化している。
ご当地カップヌードル「道の駅中札内ラーメン」など、てんとうむしオリジナル商品も扱う。夜間は予約制で、村内の焼き肉レストラン「開拓村」(小林社長経営)が出張ビアホールとしても営業する。「寄り道する気持ちで気軽に来店してほしい」と呼び掛けている。
午前9時~午後3時。予約時は午後6時~同9時。水曜日定休。問い合わせは、てんとうむし(0155・67・2605)へ。(小寺泰介)