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今月下旬にも発売 十勝製菓のキャンディー4種

十勝の農産物を取り入れた4種類のあめをPRする関山営業本部長

 【上士幌】あめの販売、製造を手掛ける「松屋製菓」(本社・三重県伊勢市、濱口清社長)が昨年末に閉校地を活用して設立した子会社「十勝製菓」(上士幌町居辺東9線235)が、今月下旬にも十勝の農産物を取り入れた4種類のあめを発売する。地元自治体や企業・団体の支援を受け、独自の製法を生かしたブランドキャンディーに仕上がり、十勝の魅力発信が期待される。

 同社は、昨年3月に閉校した上士幌北居辺小学校を拠点に同12月に設立。十勝産食材の“見える化”を図り、上士幌町と原材料調達で協力するJA上士幌町のほか、乳製品で町ナイタイ高原牧場、道産蜂蜜で町内の十勝養蜂園から提供を受ける。さらに十勝ワインの提供で池田町ブドウ・ブドウ酒研究所、全粉乳やバターなど提供のよつ葉乳業、砂糖など提供のホクレン農業協同組合連合会とも提携し、伊勢市の工場で新商品の開発を進めてきた。

 完成したあめは、上士幌町内で生産された小豆を使用した「十勝あんこ飴」、同社ならではの製造工程で乳脂肪分20%の濃厚さを実現した「十勝ミルクキャンディ」、菩提樹の蜂蜜のペーストを包み込んだ「十勝はちみつキャンディ」、マスカットと巨峰の2種類の十勝産ワインの香り漂う「十勝ワインキャンディ」の4種類。いずれも「上士幌町(池田町)推奨品」のロゴマークをパッケージに活用し、他社との差別化を図った。内容量は60~80グラム(10個入り)で、価格は200円(税別)。

 3月下旬以降に道内のコンビニエンスストやスーパーの店頭に並ぶ予定で、同時期に本州で販売、将来的には海外進出も視野に入れる。同社の関山隆夫営業本部長は「十勝ブランドを前面に押し出した良質な商品をお客さまに届けたい」と話している。(小縣大輝)

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