プロ目指し奮闘、高校生ラッパー橋本さん まちマイ芽室編
「芽室からプロに」と語る橋本さん
ニューヨークでも東京でも札幌でもなく、地元芽室でプロのラッパーになることを夢見る少年がいる。町内在住の「言×ＴｈｅＡｎｓｗｅｒ」（ユートゥザアンサー）こと橋本悠汰さん（１６）＝帯広北高１年＝だ。
中学生のときに動画サイトで見た即興ラップに刺激を受け、２年前にラップを始めた。昨年１０月には東京で開かれた「第６回高校生ラップ選手権」に出場し、全国ベスト８を果たした。惜しくも優勝者に延長戦の末敗退したが、３月２９日に東京ドームで開催される大会への出場も決まり「リベンジして優勝」が目標だ。
ラップを始めてみて「音楽は場所じゃない」ことに気が付いたという。「東京や札幌に行かなくても、小さな町からでも曲は作れる」と強調する。インディーズレーベルから発売したファーストアルバム「ＲＯＡＤＡＴＬＡＳ」のプロモーションビデオは芽室駅で撮影した。橋本さんは「自分の音楽を芽室から全国に発信していく」と力強く語る。
高校生ラップ選手権は「ＢＳスカパー！」のバラエティ番組「ＢＡＺＯＯＫＡ！！！」から発したＭＣバトルの大会。“フリースタイルラップの甲子園”とも称され、高校生が即興ラップのバトルを繰り広げる。（安藤貴一）
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