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「年明けうどん」はいかが 更別どんぐり推進部会

「迎春 年明けうどん」のシールを貼った商品と瀧澤さん

 【更別】村の特産品開発などを行っている「どんぐり推進部会」(田中丈雄部会長)は、「さらべつさんうどん」のPRと消費拡大を狙いに、元旦から1月15日までに食べる「年明けうどん」の文化紹介に力を入れている。村内でうどんを提供している店舗にポスターを掲示、商品にシールを貼ってアピールしている。

 村やJAさらべつ、村商工会、さらべつ産業振興公社で構成する「どんぐり推進部会」では、地場産小麦「きたほなみ」を100%使用した生麺「さらべつさんうどん」を2012年12月から製造。村内の飲食店で提供している他、小売店でも販売している。

 うどんはもともと、太くて長いことから、長寿を祈る縁起物として食べられており「年明けうどん」は、全国製麺共同組合連合会と日本冷凍めん協会が09年に提唱した。元旦から1月15日までに梅やエビ、かまぼこなど赤いトッピングを添えて食べ、1年間の幸せを願うもので、同部会は「年明けうどん」をPR材料として活用し、売り上げ増を図る。

 24日と1月7日製造分350パックに「迎春 年明けうどん」のシールを貼って出荷する他、小売店で掲示するポスターやポップを製作した。企画した地域おこし協力隊の瀧澤昌太さん(29)は「村の特産品の新しい楽しみ方を提案したい」と話している。

 さらべつさんうどんは、1パック2人前265円。道の駅さらべつの他、ヤマジョウやAコープさらべつ、山田商店、ポピーマートで取り扱っている。
(小寺泰介)

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