ワカサギ釣り解禁 大樹ホロカヤントー
【大樹】大樹町晩成の沼「ホロカヤントー」で25日午前5時、ワカサギ釣りが解禁された。昨年より10日早い。釣りファンが早速、氷上にテントを並べ、きらり輝く銀鱗を釣り上げていた。
ワカサギ釣りの名所の一つで、大樹漁協(神山久典組合長)が資源管理している。例年、クリスマス前後に開放しているが、暖冬の昨季は越年解禁だった。現在の氷の厚さは約20センチ。一部で結氷が遅れており、岸寄りのみ立ち入ることができる。
初日は最低気温氷点下20・1度と冷え込んだが、穏やかな十勝晴れに恵まれた。午前7時から釣り糸を垂らした帯広の60代の男性は、1時間半で約100匹の釣果。最大13センチ、平均でも10センチと良型の入れ食い状態に、「20年近く来ているが、こんなことは初めて」と驚いていた。
来年3月中旬まで。午前5時~午後4時。中学生以上700円、小学生300円、未就学児は無料。問い合わせはホロカヤントー管理棟(01558・7・8866)へ。
上士幌町の糠平湖、新得町のサホロ湖のワカサギ釣りは年明けに解禁の予定。(関根弘貴)