交安サンタ人形を手作り 広尾署の巡査
【広尾】広尾署(岩佐敏朗署長)と広尾地区交通安全協会(天野利成会長)は交通安全サンタクロース人形を製作した。担当署員が手作りした50個で、無事故を祈る関係者の願いがこもっている。15日に大丸山森林公園で来園したカップルらに配布する。
冬の交通安全運動期間(11~20日)に合わせて企画した。
サンタランド認定30周年にちなんだサンタクロース人形(高さ約7センチ)は同署地域・交通課の内田菜摘子巡査の手作り。手芸が得意な内田巡査がフェルト、ペットボトルキャップ、爪ようじなどを組み合わせて1カ月ほどで仕上げた。
サンタが掲げている看板には「デイライト」「Speed Down」「Safety Drive」と交通安全を呼び掛ける標語を載せた。サンタが背負っている袋に継ぎはぎがあるなど細部にもこだわっている。表情が一つ一つ異なるのも手作りならでは。それぞれにひもが付いており、かばんなどにぶら下げることができる。
同公園での配布は午後1時から。同署は「サンタを見るたび、交通安全のことを思い出してほしい」と呼び掛けている。(関根弘貴)