パオ君のかぶりぐるみ製作 幕別町観光協会
【幕別】町観光物産協会(坂本登会長)は、町の公認キャラクター「パオ君」の“かぶりぐるみ”を初めて製作した。脱着が簡単なことから、着ぐるみに比べ、イベントなどに気軽に“出張”できるのが利点。同協会は「着ぐるみのパオ君と一緒に参加するなど、幕別をPRする場にどんどん出ていきたい」としている。
かぶりぐるみは、パークゴルフ(PG)のクラブとボールを持ったパオ君をかたどったフェルト製。頭にすっぽりとかぶり、顎の部分のマジックテープで脱着する。「パオ君は徐々に浸透してきたが、着ぐるみを持参してのPRは大掛かり。ちょっとしたイベントで手軽にPRしたい」(同協会)と今年度、業者に依頼して2体を作った。
町の3大まつり(夏フェスタ、産業まつり、忠類どんとこいむら祭り)はもちろん、道内外の物産展やイベントPRでパオ君の存在は欠かせないという。
かぶりぐるみについて、同協会事務局の町商工観光課は「とてもかわいく仕上がったので、若い女性や子供たちからも人気が集めそう。細かな行事にも参加し、ナウマン象とPGを効果的にアピールしたい」(本間淳観光労働係長)と期待している。
23日に白銀台スキー場(忠類)で開かれる「ナウマンそり全道大会」が、公式デビューとなる予定。
(佐藤いづみ)