「チーム最高齢 石山登志恵さん」 まちマイ広尾編
1998年、開町130年を記念して発足したYOSAKOIソーランチーム「十勝港ソー乱舞」。130人の初期メンバーのうち、数人が今も現役で活躍している。町丸山通北2の主婦石山登志恵さん(69)は、そんな踊り手の一人。チーム最高齢ながら札幌での演舞には15年連続で出場している「YOSAKOIおばちゃん」だ。
当時、たしなんでいた民舞の先生らに誘われたのがきっかけ。大人も子供も一緒に踊るYOSAKOIの魅力のとりこに。「町を盛り上げる『縁の下の力持ち』になれたらいいな」との思いから、今でも小学1年生から60代までの約25人と、週2回の練習を続けている。
今年からは孫の小琴(さこと)さん(広尾小2年)が5年ぶりにチームに復帰。来年は札幌で一緒に踊る約束をしている。将来、体が言うことを聞かなくなって、たとえ踊れなくなっても「町を盛り上げるため、チームと一緒に一肌脱ぎ続ける」つもりだ。
(関根弘貴)