「甘くて軟らか」ウニ給食 広尾小・中・高
【広尾】広尾の海岸で取れたエゾバフンウニが17日、町内の小・中学校、高校の給食で「うにの茶わん蒸し」として振る舞われた。
地域産食材を使った特別メニューを提供する「ふるさと給食」の一環。ウニが給食に提供されるのは3年目。広尾漁協うに部会(笠置克美部会長)が協力した。
広尾小学校(高橋敏宏校長、児童232人)では1年生38人が「ふるさと給食」を初体験した。「楽しみにしていた児童もいる」と担任の山田歩奈美教諭(27)。児童たちは茶わん蒸しの中から、きれいなオレンジ色のウニを見つけて口に運び、甘みを味わっていた。
ウニを初めて食べたという神代瑛斗君(7)は「軟らかくて、甘くておいしい」と笑顔だった。(石原秀樹通信員)
◆詳しく知る
・エゾバフンウニの身は鮮やかなオレンジ色なのが特徴-北海道