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ホッケーの絆、苫小牧応援 アリーナに横断幕 清水

応援の横断幕を前にする苫小牧の選手たち

 【清水】NPO町アイスホッケー協会は管理・運営する町アリーナのロビーに、胆振東部地震の被災者らを応援する横断幕を設置した。

 同協会は東日本大震災などでも、寄付をはじめ被災地を応援する取り組みを行ってきた。代表理事の水津栄次郎さんは「震源地に近い苫小牧は2カ所のアリーナが使用できないと聞く。選手たちは頑張ってほしい」と語る。

 清水町のアリーナは8日夜から使用を再開。横断幕は先週末に設置した。横4メートル縦60センチの大きさで、「がんばれ苫小牧! 今こそ見せろホッケー魂!」と書き込んだ。

 15~17日に同アリーナで開かれた「釧路・苫小牧・帯広小学生交流試合」には、各地域から4チームずつが参加。苫小牧市のレッドスターズも、元気いっぱいにリンクを駆け回った。

 横断幕を見た小笠原陽大(はると)主将は「うれしい。やる気が高まった」と笑顔。水橋徹監督は「停電で1週間は練習できなかった。困っている人を元気づける意味でも、選手たちにはしっかりやってもらいたい」と話した。(折原徹也)

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