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実りを思い イモ植え 18年産作業開始

種イモがしっかり植え付けられているかを確認しながらトラクターを動かす(9日、芽室町新朝日で)

 【芽室】十勝管内で2018年産ジャガイモの植え付け作業が始まった。今年は3月1日の大雪後、気温が比較的高めで雪解けが順調に進んでいる。4月下旬から5月にかけて植え付け作業はピークを迎える。

 芽室町新朝日の農家中川勝弘さん(57)は9日から、加工用ジャガイモの品種「ワセシロ」の種イモを家族4人で植え始めた。昨年より1日早いという。

 中川さんは100ヘクタール弱ある畑のうち、今年は25ヘクタールでジャガイモを栽培する。ビートも25ヘクタールを栽培予定で、「ビートと作業時期が重ならないよう、通常より早めの4月上旬にジャガイモを植え付けている」と話す。

 ワセシロは8月に収穫予定。中川さんは「昨年は気持ちいいくらいの豊作だったが、今年はさらに豊作であってほしい」と願う。

 管内は全道一のジャガイモ産地。道農協畑作・青果対策本部が昨年12月に示した作付指標面積によると、18年産の作付指標面積は2万4188ヘクタール。道内の約4割を占める。
(伊藤正倫)

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