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最終日も満腹 満足 とかちマルシェにぎわう

十勝のグルメを楽しむ来場者でにぎわう駅北側広場(3日午前11時半ごろ、新井拓海撮影)

 十勝最大の食と音楽の祭典「とかちマルシェ」が3日、最終日を迎えた。当初心配されていた台風の影響もなく天候に恵まれ、JR帯広駅南北の会場には、午前10時の開会とともに大勢の家族連れや観光客が訪れ、にぎわいを見せた。

 とかちマルシェ運営協議会(川田章博会長)主催で1日に始まった。最終日は、「とかちマルシェ料理甲子園」がとかちプラザ調理室で開かれ、十勝管内外の高校生19チームが、十勝産の食材を使ったオリジナルレシピで競った。同日午後の閉会式で優勝チームが発表される。

 食の体験エリアでは、食育に興味を持ってもらおうと12種類の豆の展示や野菜の種のクイズなどのコーナーも設けられ、前日に続いて「みそ玉作り」体験などが行われた。十勝の小豆を100%使用した山崎製パン(東京)の新製品「つぶあんぱん」の無料配布が先着100人で行われ、午前9時ごろから長蛇の列ができ、開始と同時に完売する人気を集めた。

 帯広市内から家族で訪れた三浦惺凪(せな)ちゃん(3)はピザを頬ばりながら「おいしい」ととびきりの笑顔を見せた。(牧内奏)

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