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品ぞろえは百貨店並み? スーパーなかやま まちマイ浦幌編

地域の「何でも屋」として町内3店舗を経営する中山社長

 地場の商店の廃業が続いている浦幌町内で現在、3店舗体制でスーパーを経営する会社がある。中山共栄廉売店(中山浩章社長)。桜町1の本店、幸町56の総菜部がある東支店、宝町60の宝町支店で、本店ではプロパンガスも扱う。閉店した店舗を引き継ぐ形で多店舗展開をしている。

 同社は1935年、中山社長(57)の曽祖父の精一氏(故人)が、雑貨、食料品、米、酒、たばこを扱う店を現在地で開業。2代目博夫さん(故人)が石油部を立ち上げ、燃料の取り扱いを始めた。同部は70年、博夫さんの弟邦夫さんが緑町で独立、現在いとこの晴彦さんがガソリンスタンドを経営する。

 22歳で店を継いだ中山社長以下、現在は11人で3店舗を運営。東支店総菜部では、弁当や仕出しの注文も多い。

 本店は米、酒、たばこ、生鮮食品といった品物のほか、電子レンジなどの電気製品、ガスコンロ、靴、化粧品と、百貨店のような品ぞろえだ。中山社長は、「何でも屋です。浦幌は人口が減って商売には厳しいが、努力して頑張りたい」と話す。

 今も元気に店に出る母親で専務のヒデさん(84)は、「がむしゃらに続けているだけ」と笑った。(電話)015・576・2135(本店)(広橋基嗣)


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