中元商戦へ気勢 藤丸で出陣式
中元商戦スタートを勢いづけようと、帯広市内の藤丸(藤本長章社長)で1日、恒例の「出陣式」が行われた。店のロゴが入った法被姿の社員ら約130人が集まり、売り上げ目標達成に向けて気勢を上げた。
この日は7階特設売り場にギフトセンターも同時に開設。昨年より1日早い開始で、今年は前年実績の1・0%増の9800万円の売り上げを目指す。
式は開店前の午前9時10分から始め、藤本社長が「昨年はまちなか応援団を作っていただいた。皆の力で藤丸の強みであるギフトで売り上げを積み上げ、今年の決算を乗り越えていこう」とあいさつ。三井幹雄取締役営業部長の発声で全員が「頑張ろう」と拳を突き上げ、気合を入れた。
今年は昨年並みの800点以上を取り扱い、地場産品の種類を増やした。詰め合わせ「とかち小箱」では、「夏だより」と銘打った畜大牛乳アイスなどのセット(4980円)もそろえた。ネットで税込5000円以上の購入者に入浴剤を贈るなど、オンラインショップの取り組みも強化した。
イトーヨーカドー帯広店は7日、イオン帯広店は8日に、中元の特設売り場を設ける。(佐藤いづみ)