河川モニター検討 災害時の状況把握 幕別町
【幕別】定例会は7日、一般質問を行い、6氏が登壇した。飯田晴義町長は、災害時の河川の状況の把握について(除雪対応に導入しているような)町民にモニターになってもらう制度の導入を検討する考えを示した。また、町側は年に1回、地元の人に委託している樋門管理人を集め、樋門操作会議を開く考えも提示した。小川純文氏(政清会)の質問に答えた。(眞尾敦)
その他の主な質問、答弁は次の通り。
中橋友子氏(共産)=2015年度から国が拡充した低所得者対策の保険者支援制度を、今年度も負担軽減に充てるべきでは。
町長=本年度も国民健康保険税の税率引き上げをしており、これまでと同様に国保の財政基盤の強化と健全な財政運営に向けた財源として、活用を図りたい。
野原恵子氏(共産)=男女共同参画条例の制定を。
町長=総合計画の中で住民理解を深めることなどに取り組むとしており、今後は町独自で講演会を実施したい。保育事業や子育て支援事業の拡充に努める。
小島智恵氏(政風クラブ)=町内の公衆浴場が廃業したため、保健福祉センター内の浴場施設の利用はできないか。
町長=レジオネラ症の防止対策や衛生管理に不備が生じると、デイサービス利用者に影響が及ぶことも考えられ、望ましくない。
板垣良輔氏(共産)=(7月の)参院選で開票ミスがあったと報道された。十分な検証と再発防止策を。
桑原将至選挙管理委員会委員長=全職員に選挙事務適正化の通知をした。当日の作業状況の検証と改善項目を洗い出し、今後は開票の事前リハーサルや役割分担の確認をこれまで以上に行い、チェック体制の強化を図る。
岡本眞利子氏(政清会)=ニートやひきこもり支援にどのような方向性で取り組むのか。
町長=専門家による相談窓口「北海道ひきこもり成年相談センター」や就労相談窓口「おびひろ地域若者サポートセンター」へつなぎ、関係機関と協議の場を設置するなど、支援体制拡充に努める。