復旧に活用を マスク寄贈 帯広建設業協会
【新得】帯広建設業協会(萩原一利会長、127社)は5日、新得町の台風10号被害を受け、復旧作業の従事者や町民らを粉じんから守るマスクを寄贈した。
8月30日の大雨で、中新得川やパンケシントク川が氾濫した。市街地に流れ込んだ泥が乾いて砂ぼこりとなって舞い、道路などの復旧作業や日常生活を妨げている。同協会は「役に立てることがあれば」と使い捨ての防塵(ぼうじん)マスク500枚を寄贈することに決めた。
同日は、新得建設協会の植村高愛会長(植村土建社長)と同協会の河合裕見事務局長(同社常務)が町役場を訪れ、浜田正利町長にマスクを手渡した。植村会長は「有効に使って」と話し、浜田町長も「ありがたく使わせてもらう」と応じていた。(小寺泰介)