新そばで新得元気に 来月22日復興屋台村
町民有志出店
【新得】台風10号による大雨被害の影響で中止になった「第22回日本そば博覧会(そば博)in十勝新得町」と、併催の「しんとく新そば祭り」に代わるイベントとして、「復興しんとく新そば屋台村」が10月22日、町保健福祉センターなごみ前駐車場で開かれる。
27日、町役場で開かれたそば博実行員会(委員長・清水輝男町観光協会長)と新得手打ちそば普及連絡会(今井崇敬会長=そば処みなとや店主)の合同会議で開催を確認した。
町内ではそば博の他にも多くのイベントが災害の影響で中止になっており、合同会議では「町を元気づける新そばのイベントを開きたい」と強い要望が上がった。終了後、出店を検討する有志がイベントの詳細を決めた。そば博実行委は同日付で解散した。
当日は、収穫したばかりの新得産の新そば粉を使い、参加各店や団体が1杯300円で自慢の味を提供する予定。開催時間は午前10時~午後2時。この他、一般の屋台も並ぶ方向で準備を進める。
町観光協会の清水会長は「そば博は中止になったが、こういう形で新得のそばをPRできることになり、うれしい。一人でも多くの人に食べてほしい」と話している。
問い合わせは町観光協会(0156・64・0522)へ。(小寺泰介)