色鮮やかに七夕まつり 広小路で開幕
帯広の夏を彩る「第62回おびひろ広小路七夕まつり」(帯広広小路商店街振興組合主催)が4日、開幕した。広小路のアーケードにはきらびやかな七夕飾りがつるされ、歩道沿いにも置き飾りが並び、午前中から家族連れらでにぎわった。7日まで。
初日は午前8時半から、参加団体がアーケード下で準備を始め、広小路商店街の15店を含む27団体が七夕飾り27本、置き飾り約40個を並べた。
熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」をあしらった飾りも並んだ。
子どもたちや家族連れは、置き飾りの前で写真を撮ったり、ふわふわドームではしゃぐ姿が見られた。涼を求めてかき氷を頬張る客も多かった。
帯広市の山内蒼介ちゃん(4)=あじさい保育園=は「ふわふわドームが楽しかった。くじ引きもやりたい」とにっこり。母えりかさん(28)は「ずっと子どもに七夕飾りを見せたかった。大人になった時に特別なものと思ってくれれば」と話した。
同組合の河野光雄理事長は「例年に負けず力作ぞろい。作品の美しさやユニークさを見て楽しんで」と話している。
七夕飾りの審査会は5日午後3時から、表彰式は6日同3時から開かれる。(星茉莉枝)