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新ソバ実り豊か、収穫作業最盛期 新得

新得物産サホロ農園で始まったソバの収穫。刈り取った実がトラックに注ぎ込まれる(15日午前10時、折原徹也撮影)

 【新得】十勝はソバの収穫が最盛期を迎え、管内産地を代表する新得町でも15日、新得物産サホロ農園(清水輝男社長)の畑で収穫作業が始まった。畑では大型コンバインが次々と実を刈り取り、トラックの荷台へ注ぎ込んだ。

 同農園は北新得と上佐幌にある3カ所の自社のソバ畑計71ヘクタールで、ボタンとキタワセ、レラノカオリ、ダッタンの4品種を栽培。6月8日の種まき後、雨が少なく生育が心配されたが、7月下旬の降雨と天候回復で挽回し、昨年より4日早く収穫を迎えたという。

 この日は午前9時半から新得そばの館(町基線104)に隣接する畑で収穫作業が行われ、大型コンバイン2台で刈り取り作業を続けた。同社の赤木教仁管理部主任は「見た目にも粒が大きく、昨年よりも収量が多くなりそう」と手応えを話した。

 収穫作業は今月いっぱい続く見通し。同社は乾燥と製粉の工程を経た乾麺タイプを10月1日から道内主要スーパーで取り扱い、今月18日からは同館内レストランで生タイプの新そばを提供する予定。町内では今月27日の「しんとく新そば祭り」でも新そばを味わえる。(杉原尚勝)


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