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きらめく水しぶき 十勝22日ぶり夏日

青空の下、3000メートル障害に挑む高校生ランナー。力走で水しぶきが巻き上がる(23日午前11時50分ごろ、帯広の森陸上競技場)

 十勝地方は23日、山越えの空気が吹き降りて気温が上がる「フェーン現象」の影響などで、各地で陽気に恵まれた。午後0時半までの最高気温は豊頃町大津で25・7度など、管内19観測地点中6地点で25度を上回る夏日となった。十勝での夏日は今月1日以来、22日ぶり。

 帯広測候所によると、この日の十勝は西風がやや強く、フェーン現象と相まって暖かい空気が入り込んだ。雲が少なく、よく晴れたことで強い日差しに恵まれたことも気温を押し上げた。

 午後0時半までの管内他地点の最高気温は中札内村上札内と更別が25・4度、とかち帯広空港25・2度、足寄と浦幌25度など。帯広市も24・6度まで上がった。

 さわやかな青空の下、帯広の森では全国高校総体(インターハイ)の第一関門となる道高体連十勝支部予選が真っ盛り。陸上競技場では障害競技で巻き上がる水しぶきと、懸命にゴールを目指すランナーの汗がきらきらと光った。
(関根弘貴)

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