JICA研修員が陸別小を訪問
【陸別】国際協力機構(JICA)の研修員9人が18日、陸別小学校(小田浩平校長、児童63人)を訪れ、児童と交流を深めた。
アンゴラ、ラオスなど8カ国から来日し、「持続可能な食料システム戦略による地場産業振興」コースで学ぶ男性4人と女性5人。2~6年生の児童と一緒に給食の「けんちんうどん」を味わい、体育館で交流会に臨んだ。
3、4年の児童はダンス、5、6年生はよさこいソーランの踊りを披露。児童らは研修員から国旗や民族衣装、伝統的な家屋など母国の衣食住について説明を受けた。
研修員は多目的ホールで習字を体験、漢字で表したそれぞれの名前書きに挑戦した。「陽那」と書いた北マケドニアのクロプチェフスカ・ヤナさんは「美しいという意味と聞いて感激。書道は簡単で面白い経験だった」と笑顔を見せた。漢字の意味を説明した小田夢琉さん(5年)は「喜んでくれてよかった」と話していた。
最後に児童会長の東千晴さん(6年)が「サンキュー」とあいさつ。児童全員で研修員とハイタッチして別れを惜しんだ。(津田久美通信員)