広々、地元冷食ずらり イオン帯広店リニューアル 冷凍コーナー充実
総合スーパー・イオン帯広店(帯広市西4南20、佐孝研治店長)は食料品売り場の改装工事を終え、20日にリニューアルオープンした。冷凍食品コーナーの拡充などを図った。初日はマグロの解体販売などの記念企画も行われ、午前から店内はにぎわった。
運営するイオン北海道(札幌市)によると、工事を伴う食品売り場の改装は2019年以来となる。前回の改装時と同様、冷凍食品売り場を拡大。面積で1・7倍、アイテム数で1・3倍となり、特に畜産品や水産品などの売り場の横に、冷凍ショーケースを配置し、地元商品の品ぞろえを強化した。「十勝の味」のポップが掲げられており、畜産品ではトヨニシファーム(帯広市)や上田精肉店(新得町)などの商品が並んでいる。
同時にキャッシュレス専用レジを新たに6台導入するなど、会計の効率化も図った。総工費は非公表。
午前中から多くの人が来店。記念企画のクリスピー・クリーム・ドーナツの特別販売や、約60キロのマグロの解体販売なども人気を集めていた。佐孝店長は「冷凍食品は、近年売り上げが2桁増で推移。ファミリー層を意識した品ぞろえとなっている」と話していた。
同店は今秋にフードコート部門のリニューアルも予定している。(佐藤いづみ)