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芽室将棋センターに通う音更小の3人が全道準優勝 小・中学校団体戦

団体戦で準優勝した(左から)千陽さん、夕陽さん、柳之介さん

 【音更、芽室】芽室将棋センター(岩佐政芳代表)に通う音更小学校の3人が、今月、北海道将棋会館(札幌市)で開かれた文部科学大臣杯小・中学校将棋団体戦北海道大会(日本将棋連盟、産経新聞社主催)の小学校の部で準優勝を果たした。3人で挑んだ初の団体戦で好成績を収め、喜んでいる。

 大会は同一の学校に通う児童・生徒3人一組で出場できる。各チームの大将、副将、三将同士が対戦し、2勝以上したチームに勝ち点が与えられる方式。小学生の部には8チーム24人が出場した。

 音更小のメンバーは小玉千陽さん(6年)、弟の夕陽さん(4年)、芳賀柳之介さん(4年)の3人。小玉きょうだいは2年ほど前から芽室将棋センターに通い、めきめきと力を伸ばした。

 学童で将棋を始めた芳賀さんが昨年12月、同センターに通い始めたことで、音更小児童によるチーム結成がかなった。

 大会では3勝1敗の成績で準優勝。大将を努めた夕陽さんは「初めてのチームで準優勝はうれしい。十勝のいろんな人に教えてもらって強くなれた」と感謝した。

 3人による小学校団体戦の出場は今回が最初で最後。ただ3人は同じ中学に進学する予定で、千陽さんが3年、夕陽さんと柳之介さんが1年となる3年後には、中学校の団体戦に出場が可能になる。「もう一度このチームで団体戦に出場したい」と、早くも意欲を燃やしている。

 岩佐代表(67)は近年、センターに通う児童の成績が全道レベルにまで伸びてきていることを実感。「今回も(全国まで)あと一歩だった。ぜひ道代表となって、全国で戦ってほしい」と、今後の子どもたちの活躍に期待を寄せている。(近藤周)

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