セラピードッグとふれあい会 道ボランティアドッグの会
NPO法人北海道ボランティアドッグの会(札幌)は20日、帯広市内のジョイフルエーケー帯広店で「セラピードッグふれあい会」を開いた。来場者は愛くるしい犬をなでるなどして癒やされていた。
医療機関や福祉施設などを訪問し、患者や利用者との触れ合いを通じ笑顔や気力を呼び起こす犬「セラピードッグ」。管内でも訪問の依頼が多くあるが、十勝と釧路管内では合わせて14頭のみで足りていない。同会は、セラピードッグを知って、なり手を増やす目的で「ふれあい会」を各地で開いている。
同店では昨年に続き2回目の開催。ゴールデンレトリバーやフレンチブルドッグ、トイプードル、シーズーなど7頭が参加した。親子連れを中心に1時間で79人が来場した。
落ち着いた犬を抱いたり、なでたりして交流した。家族で来場した帯広緑丘小6年の佐藤楓さん(12)は「おとなしくて、とてもかわいかった。触っているだけで癒やされる」と楽しんでいた。
同会でイベントを担当する土田孝子さんは「なりたい人がいれば、適性検査を受けてほしい」と呼び掛ける。
酪農学園大で5月適性検査 受け付け来月から
セラピードッグ適性検査は5月24日に江別市の酪農学園大学で開かれる。受け付けは4月1日~5月14日。検査料は2500円。詳細は同会ホームページで。(高井翔太)