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新顔作物のメムロピーナッツ 大丸で限定商品

ピーナツ入りのコロッケなど、芽室町産の落花生を使った商品が並ぶ会場

 【札幌】大丸札幌店の催事「HOKKAIDO いいモノいいコトマルシェ」が9日、同店7階催事場で始まった。今回のテーマは、道の新顔作物「ピーナツ(落花生)」。中でも地域を挙げてブランド化を推進する芽室町の落花生にスポットを当て、札幌のピザ店やカレー店などが芽室産落花生を使った限定商品を販売している。14日まで。

 同マルシェは、これまで知られていない北海道の魅力を発信する目的で、2013年から開催し24回目。大丸札幌店営業推進部の齋藤恭代さんは「ピーナツは万能の作物。そのおいしさに加え、道内で生産されていることを知ってもらいたい」と企画意図を説明する。

 大丸側が、芽室町の生産者グループ「メムロピーナッツ」(藤井信二代表)と店舗をつなぎ、商品開発が進んだ。期間中、入れ替えを含め8店が「メムロピーナッツ」を使った特別商品を販売する。

 「チェットベーカリーおもや」(札幌)からは落花生を、蒸し鶏や揚げナスとともにパンに挟んだ落花生味噌(みそ)サンド(598円)が登場。メムロピーナッツをはじめ3種の木の実が入ったカレー、ピザ、コロッケ、ジェラートなどもある。

 齋藤さんは「『北海道といえばピーナツ』と認知されるきっかけになれば」としている。(安藤有紀)

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