スポーツとアウトドアツーリズムで地域活性化へ ソルプレーサとTACがパートナーシップ協定
【清水、新得】フットサルのプロリーグ参入を目指すソルプレーサ十勝の運営会社「ソルプレーサ・イノベーションズ」(清水町、大久保航也代表取締役)と、TACとかちアドベンチャークラブ(新得町、野村竜介代表)は8月26日、スポーツとアウトドアツーリズムでの地域活性化に向けたパートナーシップ協定を締結した。
協定では人材の交流・発掘に向けた取り組みや、両者によるPR活動、スポーツ合宿誘致や子ども向けの探究活動での協力など7項目が盛り込まれている。
TACでは現在、チームに所属する選手1人を雇用している。今後はソルプレーサが誘致したスポーツ合宿で、子どもたちがTACの用意するアウトドアメニューを体験するなどの連携を想定する。
締結式はTAC事務所で行われ、大久保代表と野村代表が協定書に署名し、取り交わした。
大久保代表は「民間企業同士、スポーツとアウトドアでお互いの知見を生かして新たな挑戦をしていきたい」と述べ、野村代表は「スポーツを入り口に新得のアウトドアツーリズムと結び付けられれば」と期待を寄せた。
ソルプレーサは清水、鹿追の両町と包括連携協定を結んでおり、民間企業とのパートナーシップ協定は初となる。(小野寺俊之介)