フェーリエンドルフが楽天トラベル全国2位 グランピングできるコテージで
【中札内】中札内村のグランピングリゾート・フェーリエンドルフ(南常盤東4線)が、大手宿泊予約サイト楽天トラベルが6月に公表した「グランピングが楽しめる全国の人気宿」のコテージ部門で2位に輝いた。たき火や焼き肉が可能な屋外スペースを備えつつ、スイートなど複数タイプのコテージや温泉施設がある利便性、快適性などが評価された。(吉原慧)
フェーリエンドルフは、木々に囲まれた敷地の中にドイツの建築様式で建てられたコテージが約90棟並び、このうち40~50棟が宿泊用。大半が寝室3部屋とリビング、シャワールーム、暖炉などを備えるゆったりとした造り。2021年4月に各コテージに焼き肉が楽しめるウッドデッキなどを整備し、グランピングにも対応した。
22年には天然モール温泉とフィンランド式サウナを楽しめる温泉施設「十勝エアポートスパそら」を開設。木々に囲まれ都市部から離れた自然に包まれる立地でありながら、広々とした間取りや天然温泉で快適に過ごせる。
施設を運営するそら(帯広市、米田健史社長)の志鎌周さんは「森の中、畑の中で、温泉があって、星空がきれい。土地とグランピング両方の魅力を味わえる施設。多くの人に魅力を伝えていきたい」と話した。
同部門1位は河口湖カントリーコテージBan&グランピングリゾート(山梨県)だった。