十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

唐揚げアイドル考案の一品いかが? 上士幌町の無人コンビニに登場

一口サイズの唐揚げ「揚乃屋 あげ丸」を紹介する菅沼さん

 【上士幌】上士幌町内の無人コンビニ店「かみしほろマルシェスマートストア」(町東3線235)で、“唐揚げアイドル”として知られるタレントの有野いくさんがプロデュースする冷凍食品「揚乃屋(あげのや) あげ丸」が販売されている。ネット販売中心の同商品を直接手に取って購入できるとあり、同店を運営するTKF(東京)スーパーバイザーの菅沼利文さん(34)は「ぜひ来店して購入して」とPRしている。(大健太郎)

町との縁で扱い「ぜひ食べて」
 有野さんは、声優やナレーター、リポーターとして活躍する傍ら、「唐揚げ研究家」を自称し、2015年から7年連続で日本唐揚げ協会のベストカラアゲニストを受賞。こうした側面を知るTKF関係者から商品化の打診を受け、昨年11月29日(「いい肉の日」)に同商品をプロデュースした。

 町内で開かれた「山岳救助ロボットコンテスト」(16年10月)や「クリスマスドローンショー」(21年12月)でMCを務め、上士幌とも縁が深いことから、同店で取り扱うことに。からあげグランプリ(同協会主催)最高金賞を受賞した店舗が運営するネットショップや、町公認のネットショップ「十勝かみしほろん市場」などで購入できるが、店舗販売のケースは同店が初めて。

 商品は、岩手県産の銘柄鶏「奥州いわいどり」のもも肉を使用。町産の大豆「ハヤヒカリ」から作られた上士幌みそで味付けし、「まろやかで奥深い味わいに仕上がっており、サクサクした食感も楽しめる」(菅沼さん)。300グラム入り900円(税込み)。

 販売から1カ月余りがたったが、町内での発信にさらに力を入れ、今後は道の駅かみしほろでも取り扱う予定。菅沼さんは「多くの人に食べてもらいたい」と話している。

<かみしほろマルシェスマートストア>
 AI(人工知能)技術で運営効率化を図る目的で上士幌町、NTT東日本(東京)、テルウェル東日本(同)、TKFの4者が協力して昨年4月に開設。専用アプリをインストールしたスマホを入り口ゲートでかざして入店し、購入したい商品のバーコードを読み取ってクレジットで決済する。営業時間は午前6時~翌午前2時、年中無休。

関連写真

  • 一口サイズの唐揚げ「揚乃屋 あげ丸」を紹介する菅沼さん

    一口サイズの唐揚げ「揚乃屋 あげ丸」を紹介する菅沼さん

更新情報

施設整備で通年集客へ 観光ビジョンと整合図る 新嵐山スカイパーク「素案」説明会

紙面イメージ

紙面イメージ

12.2(月)の紙面

ダウンロード一括(74MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME